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ウィッグの持ち運びに最適な方法とは?セットが崩れないよう安全に運ぼう

ウィッグを持っている人にとって、ウィッグをどのように持ち運ぶかが悩みの種という方は多いのではないでしょうか。

せっかく自宅でウィッグをスタイリングしたのに、目的地に着いたときに乱れていてはがっかりしてしまうでしょう。

今回は、スタイリングを終えたウィッグを持ち運ぶ方法や、現地でくずれてしまったウィッグを戻すための方法を紹介していきます。

 最もポピュラーな持ち運び方法とは

ヘアスタイルを旅行先やイベント会場などでもおしゃれに見せるためには、普段使用しているウィッグが綺麗な状態に保たれていなければなりません。

そこで、着用していない状態のウィッグを持ち運ぶためには少し工夫をしてあげましょう。

安全に持ち運ぶ方法としては、ウィッグマネキンとそれを入れるための箱を利用します。

ウィッグのセットが崩れてしまい、見栄えがよくない状態にならないようする必要があるので、多少の揺れでもウィッグマネキンは倒れない状態をキープしなければなりません。

ですので、ウィッグマネキンが動かないようにしっかりと箱に固定させてあげましょう。

また、ウィッグがずれる恐れがある場合は、待ち針や固定用のピンでしっかりとマネキンに固定してあげてくださいね。

2か所程度固定してあげると十分なので、ウィッグのスキン部分を避けた前後の位置に留めるとズレたりすることはないでしょう。

ウィッグ用マネキンやスタンドを箱に入れる際の流れ

マネキン準備物

準備物は、ウィッグマネキンとマネキンがスッポリと入るくらいの大きさの箱と台紙、そしてマネキンを固定するテープと必要に応じて固定ピンを用意します。

箱の種類は、段ボールでも空き箱でも構いません。

しかし、スタイルを維持するためにマネキンの全体が余裕をもって入る程度の大きさが必要です。

(準備期間や予算に余裕がある場合は、市販のウィッグ持ち運び用のバックを購入するのもいいと思います)

持ち運びのためのアイテムが揃ったら、箱に詰めていきます。

準備物

・マネキンまたはウィッグスタンド

・段ボール(ウィッグ用の持ち運びバッグでもOK)

・マネキンを固定する用の台紙(段ボールの幅に合ったサイズを用意)

・固定する用のテープ

step1

まず、ウィッグマネキンを準備した台紙に置き、テープで固定していきます。

※ウィッグのスタイルが崩れないように、台紙にしっかり固定しましょう。

※ボリュームのあるアレンジをしたウィッグを持ち運ぶ際は、ウィッグマネキンをズラして台紙に固定し、ボリュームのある部分がつぶれないように工夫してあげましょう。

step2

マネキンを台紙に固定できたら、セットしたウィッグをマネキンにかぶせます。

この時、アレンジをしているウィッグの場合、アレンジが崩れてしまう恐れがあるのでウィッグネットは不要です。

髪のすそが長いようであれば、マネキンの首周りに巻くようにします。

強く巻いてしまうと、セットが乱れるかもしれないので、ふんわりと巻くようにしましょう。

step3

台紙を段ボール箱にスライドさせながら収納し、ふたを閉めれば完成です。

ウィッグ用マネキンやスタンドを持っていない場合

ペットボトルでの代替準備物

持ち運びのときにマネキンやウィッグスタンドを持っていない場合は、身近にあるもので代用してあげましょう。

今回は、ペットボトルとハンドタオルを使用して代用する方法をご紹介します。

準備物

・1.5~2リットルのペットボトル

・ハンドタオル

・輪ゴム

・固定する用のテープ

step1

ペットボトルの上のキャップ付近にタオルを巻いていきます。

step2

ウィッグのキャップサイズに調整し、輪ゴムで固定すれば代用スタンドの完成です。

step3

あとは、マネキンと同じ要領で箱に収納し手上げましょう。

その他

また、ウィッグのキャップサイズのぬいぐるみなどがあれば、マネキンやスタンドの代わりにぬいぐるみを使用するのもいいかもしれません。

(箱に入れた際に、倒れないように工夫は必要ですが)

セットしていないウィッグを持ち運ぶ場合

セットしていないウィッグを持ち運ぶ場合は、型崩れしないようにウィッグキャップの内側に緩衝材などの詰め物をして、購入時の箱やポーチにいれてあげれば大丈夫です。

※緩衝材は購入時についていたものがなければ、新聞紙などで代用しましょう。

※詰め物をした後は、ウィッグネットに入れることをおすすめします。

(箱に収納する際に、ウィッグの毛の流れが散らばらないようきれいにまとめるため)

ウィッグの持ち運びは静電気にも注意

ウィッグの持ち運びを行うときに注意しなければならないのが、静電気です。

静電気が発生すると、縮れたり絡まりやすくなったりするため、静電気がおきやすい素材は使わないようにしましょう。

静電気の予防方法や、縮れたっウィッグの直し方は[su_posts template=”templates/list-loop.php” id=”660″ posts_per_page=”1″ order=”desc”]をご覧ください。

ロングウィッグを持ち運ぶ場合の注意点

ロングウィッグは、他スタイルのウィッグよりも静電気が起こりやすくなってしまうので注意しなければなりません。

そこで、ロングウィッグの持ち運びを行うときには、ウィッグ用ネットやウィッグスタンドと箱に入れる前にちょっとした工夫が必要となります。

購入時の箱やポーチに入れて持ち運ぶ際は、ウィッグネットに入れてから収納してあげましょう。

マネキンにかぶせて持ち運ぶ場合は、セットが崩れない範囲で、毛先の近くを3~4カ所に分けてリボンなどで束ねてあげましょう。

何カ所か束ねることによって、移動中の摩擦による静電気や髪の毛どうしが絡まるリスクを軽減してあげることができます。

※髪の毛を束ねる際は型がつかないように強さには気を付けましょう

交通手段によって持ち運び方法を選ぶ

ウィッグの持ち運びを行うときの交通手段も、持ち運ぶ方法を選ぶポイントのひとつです。

移動の方法によっては、そこまで厳重にする必要がなくなる可能性もあります。

電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合には、込み合う可能性が高まってしまいます。

このように周りに気を使いながら移動しなければならない場合は、より厳重に収納して持ち運ぶか、移動先でウィッグのスタイルをセットしましょう。

車やタクシーなどであれば公共交通機関と比べて、そこまで厳重にして持ち運ぶ必要がなくなります。

スタイルが乱れないような最低限の方法を施すだけで、持ち運ぶことが可能です。

旅先やイベント会場などで、セットされたウィッグをすぐ使いたいのであれば、移動手段が車やタクシーであっても、ウィッグスタンドと箱を組み合わせた持ち運びの方法を利用することをおすすめします。

持ち運びが原因でウィッグのスタイルが崩れたら?

細心の注意を払ったにもかかわらず、目的地に着いたときにウィッグのセットが乱れていることもあります。

何らかの要因が重なり、ウィッグが崩れてしまっても対応する方法はあります。

ウィッグマネキンと箱を組み合わせた持ち運びの方法であれば、そこまで大きな崩れを起こすことはないので、旅行先やイベント会場などで簡単に直すことができるでしょう。

もし、大きく乱れてしまっても、自宅でウィッグのスタイルを整えたときに使用したワックスやスプレー、ウィッグ用ブラシなどを持参しておけば、現地で直せます。

自宅と同じ要領で、スタイリングし直しましょう。

コスプレイベントなどでは、キャラクターの髪を模したウィッグを使うことになります。

特殊な髪型のキャラクターが多いため、イベント会場に着くころには、乱れてしまうこともあるでしょう。

ただ、イベント会場によってはスプレーの使用が禁止されているところもあります。

多くの人が会場内でスプレーを使用すれば引火性のガスが充満してしまうので、火事の原因に繋がってしまいます。

一度、事故が起こってしまえば、同じイベントをすることは困難になります。

よって、こういったイベントを利用する場合には、スプレーを会場内で利用可能であるかを確認し、使えない場合は使える場所が近くにあるかを事前にリサーチしておきましょう。

ウィッグの持ち運びに使えるグッズ紹介

ウィッグ専用トラベルポーチ

持ち運び用ポーチ

ウィッグの持ち運びに便利なトラベルポーチです。

型崩れ防止のあんこには、裏側にペットボトルをはめることができ、ペットボトルを差し込むことで簡易スタンドに♪

ウィッグ用セット台マネキン

ウィッグ用マネキン

シンプルなウィッグ用のマネキンです。

ズレない倒れない!安定感が安心です。

ディスプレイとしての使用はもちろんのこと、収納用の箱を用意すれば持ち運び用にも使えます。

ウィッグ固定用Tピン(5本セット)

ウィッグのアレンジやカットをする際にズレてこないように固定するTピンです。

ウィッグをマネキンにかぶせて持ち運ぶ際は、ウィッグの固定にも使えるので便利です。

ウィッグ専用スタンド

ウィッグ専用の簡易スタンドです。

簡単に組み立て収納ができ1つ持っていると便利です。

まとめ

ウィッグの持ち運びは、注意しなければならないポイントや、準備する必要のあるアイテムが揃えば意外と簡単です。

事前の準備を怠らなければ、理想のスタイルでウィッグを使用することができるでしょう。

ウィッグ専門店などでは、ウィッグを入れるため専用の収納箱やキャリーケースが販売されているところもあります。

持ち運びを行う回数が多いようなら、専用のものを活用することがおすすめです。

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