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ウィッグを固定して自然なヘアスタイルを維持!ズレ予防の方法を紹介

せっかく購入したウィッグを着用しても、ズレて不自然に見えてしまってはせっかくのおしゃれも台無しです。

ウィッグはちょっとした動作で簡単にズレる可能性があります。

ヘアスタイルを自然に見せるためには、ウィッグのズレを防いで固定することがとても大切です。

今回は、ウィッグがズレることに悩んでいる人のために、ズレる原因とウィッグを固定させる方法について紹介していきます。

ウィッグがズレてしまう理由とは

ウィッグのズレの多くは、ウィッグを自毛の上に直接着用することで起こります。

自毛の上にそのままウィッグを付けた場合、ウィッグが滑りやすい状態になり、ズレてしまうのです。

また、ウィッグのサイズと頭のサイズが合っていない場合も、頻繁にズレやすくなります。

どちらも、ウィッグが安定していないことが原因です。

ウィッグが安定しづらい状態にあると、簡単にズレてしまうのです。

激しく動かなければズレることはないのでは、と思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

そもそも、人はあまり動いていないように見えても、立ったり座ったりするだけで意外と頭を傾けています。

ウィッグが固定されていないと、このような動作だけでウィッグがズレてしまいます。

そのため、うつむいたときなどはよりズレやすくなってしまうのです。

たとえ、スポーツなど激しい運動をしていなくても、普段の日常動作だけでウィッグは簡単にズレます。

「ウィッグがズレやすい」「なぜズレるのかわからない」という人は、普段、ウィッグを帽子のようにかぶっていないでしょうか?

ウィッグは、上からただかぶせただけではすぐにズレてしまうのです。

ウィッグを固定しなかった場合のデメリット

ウィッグを固定しないと、当然ズレた際にウィッグが浮いたり変な方向を向いたりして、不自然なヘアスタイルになってしまいます。

街中を歩いていて、ふと他人のヘアスタイルに違和感を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。

明らかにウィッグが頭にフィットしていない状態の場合、ひと目でウィッグだとわかりますし、周囲の人に違和感を与えてしまうことは避けられません。

ウィッグがズレることによって、自分のヘアスタイルも不自然に見られている可能性もあるのです。

ウィッグのズレは、他人がすぐに気づいても、自分では鏡を見るまで気付かないということも少なくありません。

ウィッグがズレていることを他人から指摘されたらとても恥ずかしいですよね。

そのようなことを避けるためにも、しっかりとウィッグを固定して自然なヘアスタイルを維持することが大切なのです。

ウィッグのズレを防止するためには、付ける前の準備が何よりも重要になってきます。

ズレを防止すれば、恥ずかしい思いや気まずい思いすることなく、安心して装着できるでしょう。

ウィッグのズレは、付ける前の準備を怠っている場合によく見られます。

準備をしっかりと行ってから、正しくウィッグを装着することが大切です。

ウィッグネットをかぶってズレを予防する

ウィッグをズレないようにするためには、自毛を丁寧にまとめることからはじめます。自毛をまとめないままウィッグを付ければ、ウィッグから自毛が不自然に飛び出したり浮いたりして不自然なヘアスタイルになってしまうからです。

自毛をまとめるのに欠かせないアイテムが、ウィッグネットです。ウィッグネットを使用すれば、ウィッグが滑るのを防げるうえに、ウィッグを装着したときに不自然なヘアスタイルになるのを避けることもできます。

長い髪の人でウィッグネットを使用する場合は、左右に三つ編みを作り、耳の後ろからこめかみあたりに毛先がくるように頭に巻きます。

最後にピンで留めれば完了です

。間違っても、ネットに髪を無理やり入れてまとめるようなことをしてはいけません。

無理に入れると、ネットの一部に塊ができてしまい、ウィッグを付けたときに頭の形が歪みます。

不自然なヘアスタイルになるので、三つ編みで丁寧にまとめるようにしましょう。

三つ編みが難しい場合には、髪をネットに入れた後に、髪の塊を上から押さえて平らにする方法でも構いません。ネットをかぶった際に、凸凹がない平らな状態がベストです。

自毛が短い人も、ウィッグネットやアンダーネットをかぶって、しっかりと髪を入れ込む必要があります。

髪が短いとネットは不要と感じる人が少なくありません。しかし、髪の長さにかかわらず、ウィッグはネットをしないとズレる可能性が高まります。自毛が短かったとしても、ネットを使って丁寧にまとめるようにしましょう。

ピンでしっかり固定する

ウィッグネットを使うときは、ネットはもちろんのこと、自毛もしっかりとピンで固定します。

ネットをピンで固定しなければ、ウィッグを付けてもズレてしまいますし、固定しなかった髪もウィッグから出てくる可能性があります。

そのため、自毛をまとめるときと自毛をネットに入れた後は、ピンを使用して動くことのないようにしっかりと固定する必要があるのです。

特に注意したいのは、こめかみやもみあげなどピンで留めづらい箇所です。これらの髪はネットに入れづらいだけでなく、髪が浮いてきやすい場所でもあります。ネットが浮けばウィッグもその分浮くことになります。

そのため、ウィッグを装着した際に浮いて不自然になったり頭が大きく見えて不格好になったりしてしまうのです。

このようなことを避けるためにも、こめかみやもみあげは、特にしっかりと固定しておかなくてはなりません。

実際、こめかみやもみあげをネットに入れるとなるととても大変ですが、丁寧にまとめて入れ込めばきちんと包み込むことができます。ウィッグネットに髪を入れ込んだら、浮かないようにさらにピンで押さえてしっかりと固定しましょう。

アジャスターの有無を確認してから購入する

ウィッグには、サイズ調整ができるように内+R8側にアジャスターが付いているものが増えてきています。

アジャスターが付いていれば、簡単に自分の頭の形に合ったネットにできるので、購入後サイズ違いで使えないといったトラブルを防ぐことができます。

ウィッグがズレるのは、ウィッグのサイズと頭のサイズが合っていないことも原因のひとつでしたね。

頭とウィッグがフィットしていないと、ズレるだけでなく、ウィッグと頭頂部の間に空洞ができてウィッグが浮くトラブルも発生します。

ウィッグが大きすぎる場合は襟足が浮くことも考えられるため、ウィッグを装着した際により不自然に見えてしまうこともあるでしょう。

アジャスター付きのウィッグは、ズレの防止はもちろん、自然なヘアスタイルを作るのに最適なアイテムです。

「今使っているウィッグを変えたい」「自分に合うウィッグが欲しい」といった方は、アジャスター付きのウィッグを選ぶようにしましょう。

サイズ調整はとても簡単です。ウィッグをかぶったら、頭が痛くならない程度にアジャスターを絞るだけです。

ただし、調整する際の加減については十分注意しなければなりません。

アジャスターをきつくし過ぎると、痛みや頭痛を引き起こす可能性があるからです。

また、締め付け過ぎたことで頭頂部が浮き、不自然に見えることも考えられます。アジャスター付きのウィッグを使用する際は、頭に圧迫感のない丁度良いフィット感になるようにアジャスターを絞ることが大切です。

何度かウィッグをかぶってみて、自分にちょうど良いサイズを探すようにしましょう。

市販のウィッグはフリーサイズが多いうえ、メーカーによってサイズの規格が異なります。

サイズ選びはより慎重に行わなくてはなりません。自分の頭に合うウィッグを販売しているメーカーを見つけると、サイズが選びやすくなります。

なお、ウィッグは購入した状態のままだと、そのままかぶってもうまくフィットしないことが多くあります。

そのため、ウィッグをかぶる前に、毛束をほぐしたりウィッグをふって空気を入れたりすると、自然なヘアスタイルを作りやすくなります。

ウィッグ装着後は、ワックスやスプレーなど整髪料でセットすることも大切です。

インナーキャップをかぶってずれを予防する

抗がん剤治療などで髪の毛が脱毛してしまっている場合は、ウィッグ用のシリコン付きアンダーキャップがおすすめです。

シリコン付きアンダーキャップをちゃくようすることで、シリコンがと地肌がしっかりと密着しずれなくなります。

また、インナーキャップの外側についているマジックテープがウィッグを固定してくれるのでズレなくなります。

※インナーキャップを購入する際は、内側にシリコン、外側にマジックテープがついているものを選びましょう。

※髪の毛量が多い方が着用すると、かえって滑る場合があるので、状況によってウィッグネットと使い分けましょう。

スポーツをするなら固定テープを使う

ウィッグを付けて激しい動きをすることがある場合は、ウィッグ専用の固定テープを使用します。

固定テープは、とにかく確実にウィッグを固定したい方にぴったりのアイテムです。固定テープを使えば、ヘアピンだけのときよりもしっかりとウィッグを固定できるので、ダンスやスポーツ時でも安心して付けられます。

使い方は、地毛をまとめてネットに入れた後、地毛のない部分に固定テープを貼り付けるだけです。

これをプラスするだけで、ウィッグのズレを簡単に防止できます。

頻繁にウィッグを使用する場合、ウィッグ専用固定テープではなく、より安価でどこでも手に入りやすい文房具の両面テープを使用する人も少なくありません。

たしかに、文房具の両面テープは値段も安いですし、どこでも手に入りやすいため準備はしやすいです。

しかし、ウィッグ専用ではないテープを使用すれば、ウィッグだけではなく肌にも負担をかけてしまう可能性があります。そうなってしまうと、ウィッグの持ちが悪くなりますし、肌トラブルの原因を作ることにもなります。

安心・安全にウィッグを使用するためにも、ウィッグ専用の固定テープを使いましょう。

ウィッグを固定するためには自毛の下地作りが重要

ウィッグのズレは、自毛の下地作りをするかしないかによって大きく変わってきます。上手に自毛の下地作りをするコツは、ウィッグネットを付けたときにシルエットがとにかく平らになっていることです。

ネットに入れ込んだ自毛が平らに固定されていなければ、下地に高低差ができてウィッグが浮いてしまいます。

これが、ウィッグを装着したときに多くの方が感じる違和感です。

ウィッグをかぶった際に、何となくしっくりこないと感じている人は、きちんと自毛の下地作りができていないことが原因かもしれません。

自分ではきちんとかぶれているつもりでも、周囲からは頭がぼこっと見えている可能性もあります。

このようなことを避けるためにも、ウィッグネットを使って自毛の下地作りをしっかりと行うことが大切なのです。

ウィッグネットに髪を入れ込む際に、デコボコではなく均一に平らにするためには、まとめた自毛を1カ所に集中しないように入れるのがコツです。

髪が長い方は、平らにするのがより難しくなります。なるべく平らにできるように、自毛を2~3つブロッキングしてまとめるようにしましょう。

このとき、ゆるくねじり上げて平らにするか、平らな三つ編みにしてまとめます。

より下地を安定させるために、ヘアピンで固定しても構いません。

自毛の下地作りができたら、正しくウィッグネットを装着しましょう。

まず、ネットをヘアバンドをするのと同じ要領で首まで下ろします。

次に、ネットの太い部分を前髪の生え際に合わせるようにネットを上げ、自毛をすべて入れ込みながら頭部全体を包み込むようにします。

その後、ネットの端をくくり、固定して完了です。固定する際は、ヘアピンでの固定も可能です。

ウィッグネットを正しく装着したら、いよいよウィッグをかぶりましょう。

正しいウィッグのかぶり方は、まず前髪の位置にウィッグを合わせます。

次に、片方の手で合わせた位置にウィッグを固定し、もう片方の手でウィッグの襟足側を持ち、後ろに引っ張っていきます。

このとき、自毛をウィッグのなかにおさまるようにしっかりとかぶせることが大切です。

ウィッグをかぶせたら、両手でこめかみ部分を持って、ちょうど良い位置になるように調整しましょう。

もし、調整してもしっくりこなければ、アジャスターを調整し直しても構いません。

ポイントウィッグの場合は、まず前髪を少しだけ前にとかしておき、トップピースの前後を確認してから、生え際から1~3cmを目安に付ける位置を決めます。

ポイントウィッグをかぶせたら、ポイントウィッグの穴から、コームの先を使って自毛を引き出しましょう。

このとき、ストッパーを先にとめてしまうと、髪を引き出しにくくなるので避けます。

前髪を出したら、ワンタッチピンで固定し完了です。

ワンタッチピンは、内側のストッパーをすべて開けておいて、固定するときにパッチン留めの要領で行えば簡単にできます。

ポイントウィッグは装着する前に、トップピースの前後を確認しておくことが重要です。

ウィッグの裏を確認し、織りネームが付いているほうが後ろになります。

ウィッグを固定して自然な仕上がりを目指そう

ウィッグを自然に見せるための重要なポイントは、ズレを防止することです。

ズレを防止しないと、自然なヘアスタイルを作れずウィッグの装着がストレスになってしまうこともあります。

装着するポイントをしっかりとおさえておけば「ウィッグがズレるかもしれない」と不安に感じることがなくなり、毎日を楽しく過ごすことができます。

自然に見せる装着方法をマスターして、上手にウィッグを着用しましょう。

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