ファッションや医療用など、すっかり身近になったウィッグ。
自然なものや熱に強いものなど高品質なものが増えていますが、何度も使用していると、ボリュームやツヤが失われてしまいます。
そんなとき、お手入れとして使用するスプレーには沢山の種類があり、悩みに合わせたものを選ぶことが重要です。
この記事では、ウィッグ用のエッセンススプレーの選び方やメンテナンス方法を詳しく紹介します。
人毛のウィッグの場合、購入時はツヤツヤでさらさらな毛質のウィッグですが、使用しているうちに摩擦や乾燥などにより、毛先がパサパサになって絡みやすくなってしまいます。
ツヤの失われたウィッグは見た目も損なわれますし、絡まることでボサボサになってしまい、後の手入れも大変になるでしょう。
スプレーなどで適切な手入れをすることで、指通りもなめらかに美しくすることができます。
毛の手触りも柔らかく戻してくれるので、見た目・感触ともにウィッグとわからないほど自然に見せることができるでしょう。
ウィッグは思っているよりも劣化しやすく、少しお手入れを怠っただけで、あっという間にボサボサになってしまいます。
せっかくウィッグを使うのですから、使用後は毎日こまめに手入れをし、美しい状態をキープしておきましょう。
毎日お手入れをしてツヤを維持する点では、地毛もウィッグも変わりません。
ウィッグ専用のブラシとスプレーを使うことで、ウィッグの毛が切れたり抜けたりすることを抑えられます。
化粧品成分のみを配合し地毛にも使用できるエッセンスだから、人毛ウィッグにおすすめです。
パヒュームドミニエッセンスの主な効果
・熱、赤外線からの保護
・保湿成分
・静電気防止
・摩擦の軽減・コーティング
・傷んだ髪の修復
・殺菌作用
詳しくはパフュームドミニヘアエッセンスの詳細ページをご覧ください。
ウィッグは毛髪と違い、とても絡みやすいものです。
1度絡んでしまうとなかなか元通りにはいかず、無理にブラッシングしようとすれば絡まりがひどくなってしまいます。
そんな絡まりにも焦らずスプレーを適量吹きかければ、滑りも良くなりブラシが素直に通るでしょう。
とかしやすくなれば、ウィッグへの負担も軽減され、毛の切れ・縮れも防ぐことができます。
ウィッグをとかすとき、無理なブラッシングは厳禁です。
少しずつスプレーを吹きかけながら、毛先から順に根元を目指してとかしましょう。
頭頂部から一気にとかしてしまうと、毛先までたどり着かず、余計に絡んでダマが増えてしまいます。
1度ダマになってしまうと、元のように綺麗にほどくのは難しいでしょう。
ダマだらけになってしまえば、最悪の場合カットしたり、使えなくなってしまったりといったリスクもあります。
無理にブラシを通そうとして、毛が切れたり縮れてしまったり、見た目にも美しくありません。縮れて飛び出した毛はとても目立ちます。特につややかなストレートのものであれば、より注意してケアをする必要があります。長く楽しむためにも、自分の髪のように、丁寧に扱いましょう。
コツとしては、ウィッグ本体へのスプレーは控えめにすること。
一気に吹きかけてしまうと、スプレー剤が偏って付着し、綺麗にとかすことができません。
20センチほど離して吹きかけ、まんべんなくやや湿ったかな、という状態で少しずつブラッシングしましょう。
ビチャビチャになるほど吹きかけるのは厳禁です。
ウィッグではなくブラシの方へスプレーを吹きかけるのも良いでしょう。
絡まったウィッグも簡単に通りがよくなるウィッグ専用エッセンス。
コンディショナー機能もあるので静電気の防止や絡まりの防止効果が。
詳しくはパフュームドシルクの詳細ページをご覧ください。
人の毛髪にはキューティクルがあり、それを整えておくことで毛の絡まりを防いでくれます。
ですが化学繊維で作られているウィッグは、どうしても摩擦により静電気が発生しやすくなっています。
冬になると、地毛でも乾燥してパサパサになる、静電気で広がる、といった悩みが多く聞かれるでしょう。
毛髪もウィッグも、静電気の最大の敵は乾燥であり、放っておけばすぐに広がって絡まりやすくなります。
そんなとき、ウィッグにはオイルスプレーを吹きかけることで、毛の湿度を保ち、1本1本をコーティングして静電気を防ぐことができるのです。
また、化学繊維で作られたウィッグにプラスチック製のブラシを使うと、あっという間に静電気で絡まりやすくなってしまいます。
ウィッグのブラシには専用のものがあり、クシ部分が金属製になっているため、より静電気を防止することができます。スプレーと合わせて、ブラシも専用のものを使用しましょう。
ちょっと変わった静電気対策として、ウィッグを洗う際、柔軟剤を使用するテクニックもあります。
いつものようにウィッグを洗い終わったら、同じように洗面器に水をはり、少しの柔軟剤を入れて浸け置きしましょう。そ
の後丁寧にすすいで自然乾燥させれば完成です。
ウィッグの説明書や注意点を良く読み、ウィッグを洗うときに合わせて活用してみましょう。
人工毛の摩擦を抑え静電気を防止!
完全化粧品成分なので安心して使用できます。
詳しくはウィッグ専用エッセンスの詳細ページをご覧ください。
ウィッグ専用ブラシは、一般的なブラシと違いブラッシング時の摩擦を軽減!
専用ブラシを使用することで簡単にウィッグのケアができよりウィッグを長持ちさせます。
詳しくはウィッグ専用ブラシの詳細ページをご覧ください。
ウィッグ用のスプレーには、大きく分けて2つのタイプがあります。
まず1つ目のミストタイプは、持ち歩きやすく扱いやすいタイプです。
ガスを使わずノズルを押してミストを噴射するので、ちょっとした合間や外出時でも使いやすいでしょう。
プッシュした分だけ薬剤がでるので、1カ所にたっぷりと薬剤を付着させることができ、毛先などの部分使いにも便利です。
しかし、このタイプは噴射距離が短く、全体へ均一にスプレーするには向きません。薬剤の付着が偏るため、オイルが配合されているものだとベタつきやすいデメリットもあります。
2つ目に、高圧ガスを使用したスプレータイプです。
少しずつ、全体へ均一にスプレーするならこちらが向いています。
ミストに比べ粒子が細かく、厚くなりにくいので、付着させる量を調節できるのがメリットです。
しかしガスを使っているため、持ち歩きや外での使用がしづらく、取り扱いにも注意が必要になります。
すぐに使い切れるようであれば良いですが、1年以上かけても使い切れない場合、保管場所や経年により缶が劣化し、中身が漏れてしまうこともあります。
自分がどの程度スプレーを使用するのかも、選ぶ際の大きなポイントです。
この2種類ではそれぞれメリット・デメリットが全く違うため、薬剤を吹き付ける部位、使用場所などによって使い分けましょう。
ですが、ミストタイプでもウィッグではなくブラシへ直接スプレーするのであれば、ある程度まんべんなく付着させることが可能です。
スプレーの成分も悩みによって使い分ける必要があります。
例えば、使い続けてツヤや潤い感が無くなってしまった場合、それらを与えられる成分を選ばなければなりません。
シリコン配合のスプレーであれば、痛んだウィッグの毛を1本ずつコーティングすることができ、整ったキューティクルのように絡みにくく、ツヤを与えることができます。
ですが、ここで注意したいのは、シリコンはゴム製品には使用できません。スプレーを吹き付ける部位、ウィッグの材質などを良く確認してから利用しましょう。
潤いを与えるオイル配合のスプレーは、ウィッグの毛の表面に膜を作ってくれるので、毛が絡まりにくくなり、ツヤを出してくれます。
オイル配合のスプレーを使う場合は、少しずつ状態を確認しながら吹き付けるようにしましょう。
オイルですので、あまり沢山ついてしまうといつまでもベタベタし、サラサラとした軽さが無くなってしまいます。
やや遠めから吹き付け、少し足りないかな、と思うくらいでも十分でしょう。
スプレーなんてどれも同じ、と適当に選んでしまうと、悩みが解消されないだけでなく、最悪の場合ウィッグを傷めてしまうリスクもあります。
いつも使っているウィッグの状態を良く観察し、何が足りないのかを確認しておきましょう。
ほかにも、直接肌に触れるウィッグは、肌質によってはスプレーの成分が合わない場合もあるでしょう。
肌が弱くかぶれやすい方は、優しい成分で作られているスプレーを選ぶことも重要です。
ウィッグの普及に合わせ、お手入れ用のスプレーもたくさんの種類が販売されるようになりました。
その分選択肢も増えているので、自分が使いやすいもの、安全性や利便性をチェックしたうえで、気になったものをじっくりと選びましょう。
衣服や髪と同じように、ウィッグにも様々な匂いが付きやすいものです。
ですがウィッグは毎日洗えず、匂いが付く前にある程度ブロックしておく必要があります。
特に食べ物やタバコの匂いは染みつきやすく、生活臭も気になる、という方もいるでしょう。
ウィッグ用のスプレーには消臭効果があるものも販売されており、毎日のお手入れとしてスプレーしておけば、匂いの元をブロックしてくれます。
ウィッグを使用している方ならばわかるかもしれませんが、ウィッグは新品そのままでも独特の匂いがあります。
広がるほど強い匂いではありませんが、ウィッグであることを知られたくない、という方はどんな些細な違いでも気になるでしょう。
ウィッグ用のスプレーには、上記のデオドラント用品として香りがついているものもあります。
好みの香りであれば、毎日使うのが楽しくなりますし、ウィッグ特有の匂いも無くしてくれるでしょう。
ウィッグでは叶いづらい「シャンプーの良い香り」を表現することもできるのです。その場合、自分が使用しているシャンプー・リンスとの香りの相性も確認しておきましょう。
どんなに良く見えるウィッグでも、使用を知られたくない方にとって、些細な違和感はできるだけ解消しておきたいもの。
様々な商品を比較し、楽しみながら試してみましょう。
化学繊維のみで作られたウィッグには、化学繊維専用に作られたウィッグ用オイルを使うことで、指通りの良いツヤツヤな毛を維持することができます。
ベビーオイルを精製水で薄めれば、即席の代用品を作ることも可能です。
ベビーオイルでは余りにもツヤが出すぎる、といったときは、パウダーが配合されているベビーローションでも可能。
自然なツヤと、パウダーのサラサラを同時に手に入れることができます。ベビーオイルなどは赤ちゃんでも使えるやさしさなので、肌が弱くかぶれやすい方でも、安心して試すことができるでしょう。
メーカーにより可否はありますが、人毛が多く使用されたウィッグであれば、市販されているヘアオイルでも代用することができます。
ヘアオイルはあくまで人毛用のため、使用しているウィッグが化学繊維のみで作られている場合は、ウィッグ専用のオイルを選びましょう。
オイルを使用する際には、ベタベタにならないよう少しずつ使用していきましょう。1度ベタベタになってしまうと、洗い流すまでは取れません。
束になってやや汚く見えてしまうこともあるので、様子を見ながら均一に付着させることが重要です。
ウィッグにスプレーする際のポイントは、基本的には髪の毛と同じです。
何より大事なのは、ウィッグからやや距離を取り少量ずつ吹き付けること。
特に初めて使用するときは、どの程度つければ良いのかわかりません。近い距離から集中して吹きかけてしまうと、薬剤が付き過ぎ、ベタベタが取れなくなってしまいます。
最初のうちは感覚を掴むためにも、慎重すぎるくらいが丁度良いでしょう。
ツヤを出したいからといって、したたるほどスプレーするのは厳禁です。
また、スプレーを使用する前にも、ウィッグを良くブラッシングしておきましょう。
事前にほこりや汚れを落としておかないと、スプレーした後では水分を含み、汚れが落ちにくくなってしまいます。
丁寧にブラシを通し、毛流れを整えた状態でスプレーを吹きかけましょう。
また、前述した通り、ウィッグには専用のブラシがあります。
ウィッグ専用のブラシを通すことで静電気防止になり、スムーズにお手入れすることができるのです。
スプレーでもある程度の防止はできますが、ウィッグを傷めないためにも、必ず専用のブラシを使いましょう。
スプレーを自宅で使用する場合、舞い落ちた薬剤が床へ落ち、滑りやすくなったり汚したりといったこともあります。
ウィッグをスプレーする際は、必ず足元に新聞紙などを広く敷き、その上で吹き付けるようにしましょう。
特にシリコン配合のスプレーは思っている以上に床へ舞い、滑りやすくなってしまいます。なるべく周囲に物やペットがいないかなども気を付けましょう。
ウィッグ専用ブラシは、一般的なブラシと違いブラッシング時の摩擦を軽減!
専用ブラシを使用することで簡単にウィッグのケアができよりウィッグを長持ちさせます。
詳しくはウィッグ専用ブラシの詳細ページをご覧ください。
絡みやすく扱いづらいように見えるウィッグも、専用のスプレーや代用品で丁寧にメンテナンスをすることで、綺麗な状態で長く保つことができます。
使用頻度にもよりますが、ケア次第では何年も使用することができるのです。
スプレーの仕方やコツ、成分、悩みなどをしっかりと確認し、大事なウィッグを大切に扱っていきましょう。
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